皆さん、こんにちは!ウッチーです。
今日は、私にとってとても大きな節目の日です。
長年住んできた実家の鍵を、ついに引き渡しました。
明日からは解体工事が始まり、家としての役目を終えることになります。
幼い日々を過ごした「近くて遠い場所」
「近くても遠い場所」
それが、これまでの私にとっての実家でした。
幼い頃を過ごし、両親がリフォームを重ねながら大切にしてきた家。
たくさんの思い出が詰まっていて、どこか時間が止まっているような、そんな空間でした。
でも、どんなものにも終わりはあるのだと、今は静かに受け止めています。
売却の決断と家族の支え
私は変化が苦手な性格で、実家の売却という決断は、自分ひとりでは到底できなかったと思います。
おそらく、そのまま放置してしまっていたかもしれません。
そんな私を支えてくれたのは、家族でした。
特に妹が中心となって、売却に向けた手続きを進めてくれました。
業者の選定から契約、数々の決断を乗り越えて、ようやく今日という日を迎えることができました。
手入れが難しい家と庭との向き合い方
実家を手放す理由の一つは、やはり管理の大変さでした。
庭があり、季節ごとにその姿を変える自然には癒される一方で、手入れには想像以上の手間がかかります。
スズメバチの巣と業者依頼の苦い経験
夏が近づくと、庭の草は一気に伸び、虫たちも活発に動き始めます。特に忘れられないのは、ある年の夏、庭の椿の木の中にスズメバチが大きな巣を作っていたことでした。
巣は30cmほどもあり、危険を感じながらもどうすることもできず、専門の業者さんに駆除をお願いすることに。
見積もりの段階では少し戸惑いもありましたが、最終的に提示された金額(27,000円)でお願いしました。
実際の作業はとても迅速で、専用の防護服や器具など、私たちでは到底手に負えなかったことを、しっかりと対応してくださって本当に助かりました。
こちらとしては不安な気持ちもありましたが、安全を取り戻すことができ、感謝の気持ちでいっぱいです。


自然と共にあることの難しさと学び
それ以来、草が生えすぎないようにと、春先から草むしりをするよう心がけました。
虫にとっては、風が通らず日差しを避けられる場所が最高の住処になります。
だからこそ、庭には常に風を通すことの大切さを学びました。
時間の流れとともに失われていくもの
木のデッキも、定期的に塗料を塗れば長持ちしたはずなのですが、何も手を入れていなかったために、シロアリや腐食でボロボロになってしまいました。
母から「これは珍しい品種なのよ」と教えてもらっていた木も、気がつけば枯れてしまい、植木の手入れをお願いした際に撤去されていました。
大切なものでも、放っておけば自然と消えていくんですね。
前に進むための区切り
いくらその場にとどまろうとしても、どこかで踏ん切りをつける必要がある。
私はそう感じながら、手放すことを決めました。



ありがとう、私たちの実家
別れはやっぱり寂しいです。
でも、これは新しい一歩を踏み出すための区切りでもあります。
思い出の家に、心から「ありがとう」を伝えて──。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
同じような経験をされている方にも、少しでも何か届くものがあれば嬉しいです。
※この記事は、私のアイデアをもとに、AIの力も少し借りながらまとめています。
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