みなさん、こんにちは!ウッチーです^_^/
今回は、うちの「お雑煮」についてお話しします。
私の両親が福井県出身で、自分に一番馴染みのあるお雑煮をご紹介します。
とてもシンプルなのが、魅力です。
石油ストーブの上に、たくさんのお餅が入ったお鍋、
味噌にはほんのり甘味があって、餅はトロッと、昆布と鰹の旨みがたっぷり^_^
親戚が集まって食べていた、思い出の味です。
それでは、お雑煮をご紹介します!
お雑煮の歴史と意味
お雑煮は、日本の正月料理として、年神様への供物を食べることから始まったとされています。
江戸時代以降、餅つきの普及とともに、各地域で独自の味付けや具材が発展しました。
丸餅は、関ヶ原より西の地域で多く見られ、「円満」を象徴するとされています。
そして、福井県は西日本に位置しているので、その流れに沿っています。
昆布と鰹節の歴史
昆布は奈良時代から朝廷への献上品として使われ、関西の軟水が昆布だしを取るのに適していたようです。
鰹節は江戸時代に発展、「勝男武士」として縁起物とされ、だし文化の普及とともに全国に広まりました。
福井県のお雑煮
京都に近い若狭地方では、京都の宮廷文化の影響を受けて、丸餅・白味噌仕立てが主流です。
◎福井県のお雑煮で、初めて知ってびっくりしたものを、ご紹介します!
- カツオと昆布だし汁
- 赤味噌をとく
- 餅を入れて黒砂糖をかける
赤味噌の塩味と黒砂糖の甘味の組み合わせで、味が気になります🤔
これは、江戸時代に北前船が若狭港に砂糖を運んだ影響で、「正月くらい貴重な砂糖を楽しみたい」という庶民の願いから生まれたものだそうです。
簡単すぎる!うちのお雑煮レシピ
材料(2人分)
- 昆布(10cmくらい)
- 白味噌(お好みで)
- 餅(2〜4個)
- 鰹節(たっぷり)
作り方
- 昆布を水に浸して、10分以上置いておく。(時間がなければ、そのまま火にかけてもOK)
- 火にかけて煮たたないようじっくり昆布だしを取る。
- 昆布はそのまま、餅を入れて柔らかくなるまで煮る。
- 火を止めるか、弱火で味噌を溶く。
- お椀によそって、鰹節をたっぷりのせたら完成!
まとめ
お雑煮は、それぞれの家庭の歴史や思いが詰まった特別な一品です。
シンプルだと思っていたお雑煮も、その背景や意味を知ることで、さらに深い魅力を感じられるようになりました。
今年のお正月は、そんなお雑煮の奥深さを知りながら、ゆっくり過ごすことができました。
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